2010年11月21日日曜日

中国人民銀行、4月中にも利上げの可能性=政府系エコノミスト

 [北京 9日 ロイター] 中国の政府系シンクタンク、国家情報センターのチーフエコノミストZhu Baoliang氏は9日、住宅価格の急上昇と中国南西部の深刻な干ばつにより、中国人民銀行(中央銀行)は今月にも利上げを実施する可能性があるとの見方を示した。
 同氏は「不動産価格の幅広い上昇が続いた場合、人民銀行は今月にも利上げが必要になるかもしれない」と語った。
 「不動産価格の急騰により、インフレ期待が高まる可能性があるほか、干ばつの深刻化も物価に影響する可能性がある」と指摘した。
 同氏はこれまで、人民銀行は7月まで金利を据え置くとの見方を示していたが、不動産セクターの過熱が収まる兆しを示していないことから見通しを前倒ししたとしている。
 消費者物価指数(CPI)上昇率は3月に2月の2.7%を下回る可能性があるものの、今後数カ月間に加速し、4%に達する可能性もあると指摘した。
 人民元に関しては、インフレに対処するため、中国は今年のある時点に1日の許容変動幅を拡大し、緩やかな上昇再開を容認するとの見方をあらためて示した。
 ただ、一度限りの人民元切り上げの可能性は低いと語った。

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